きんぼう

博徒七人のきんぼうのレビュー・感想・評価

博徒七人(1966年製作の映画)
4.3
マカロニウェスタン風の和製アクション映画

身体に障害を持つけど凄腕の博徒が沖ノ島に集まってわるい金子信雄をぶちのめすおはなし

オープニング曲がめちゃくちゃカッコよく、更に博徒達の演舞もすげぇ決まってて初っ端からテンション上がる作り

テンポも良くてすぐにメインメンバーの4人が集まって島に行く流れがかなり手際良い
なんで障害を持ってるのか、なんで強いのかみたいなうざったいバックグラウンドは省く映画の腕力が気持ちいい

出番は少ないけどせむしのナイフ使いの小松方正と聾唖の鎖使いの山城新伍も良かった
山城新伍が強い役観るの初めてかも
若干ヴィラン寄りのケロイド顔の刀使いの大木実も良かった
鶴田浩二とのタイマンが2回もあるのもよき

メインの山本麟一と待田京介のコンビが最高過ぎて鶴田浩二と藤山寛実のヒロインうんぬんの話よりこのコンビをもっと見たかった
まぁ続編があるのでそっちに期待

味方側のキャラが強烈過ぎて悪役の金子信雄がちょっと薄いのが残念
浜辺の丸太を拾って反撃する所は良かったけど主人公サイドがキャラも戦闘力も強いのでそこだけ残念

とはいえ最高に楽しいアクション活劇なので観ましょう
きんぼう

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