ねこまるキャット

スキャナー・ダークリーのねこまるキャットのレビュー・感想・評価

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)
3.5
『薬物』×『潜入』
物質Dというドラッグが出回り、その潜入捜査をする主人公が、ドラッグによって堕ちていく映画。

実写の映像をアニメーション化する"ロトスコープ"という技法を用いた作品。

マトリックスの、キアヌリーヴス
アイアンマンの、ロバートダウニーJr.
グランドイリュージョンの、ウディハレルソン

豪華キャストで映像に新鮮味もあるが、ストーリーがどうも盛り上がらず。

冒頭の薬物の禁断症状で"虫"が湧く映像にかなり惹かれるも、あまりワクワクが持続せず。

この実写とアニメを混ぜた技法で、薬物でラリる描写を堪能したかったんですが、想像以上に少ないです。

ドラッグ映画は、自分が一生やらないため、見る事の出来ないラリった世界を見れる、というのが"魅力"だと思っているので、そこがちょっと物足りなかったです。

しかしキアヌはアニメでもカッコいい。