バロウズ

スキャナー・ダークリーのバロウズのレビュー・感想・評価

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)
3.0
新種の薬物「D」が蔓延る近未来、徹底された監視社会の中で、Dの出所を探るために派遣された潜入捜査官(キアヌリーブス)が次第に精神を蝕まれていく。

事前情報なしで見たのでこんなにもドラッギーな映画だとは思わなくて度肝を抜かれた。ヤク中から見た世界ってあんな風に映ってみえるんだろうか。
フィリップKディック原作なのでドラッグ描写はなかなかリアルで見応えあった。

ただ映像技術は確かに凄いと思うけど、それが映画としてプラスに作用しているかと言われると正直微妙。
終始画面がぐにゃぐにゃしてて遠近感もめちゃくちゃだし非常に見づらい…というか気持ち悪くなった。
あのぐにゃぐにゃスーツとか情報量多すぎて見てるだけで脳がパンクしそう。
ストーリーを追うのがやっとで見終わった後凄く疲れた。もう一度見る気にはなれないかな…
これ系なら裸のランチの方がずっと面白かった。

ウディハレルソンと、リアルヤク中のロバートダウニーjrのキャラは良かったです。
バロウズ

バロウズ