力と栄光の作品情報・感想・評価

『力と栄光』に投稿された感想・評価

cil

cilの感想・評価

3.5
構造的な話術はバザンら批評家がしばしば市民ケーンを語る上で引き合いに出してきたが、これは何の野心もなくあくまで偶発的な一例であったと思う。グレアム・グリーンって関係してるんだっけ。

時代の進歩と共に、観客の映像に対する咀嚼力は増す。
『パルプフィクション』以来、時系列をバラバラに組み替えて流しても混乱せずに観られるようになった。ひとつの観方を学んだのだ。(『現金に体を張れ』は置…

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しゅう

しゅうの感想・評価

3.6

字幕版を鑑賞。

彼ら彼女らは、大多数の人々が縛られている様な社会的規範・節度を越えて、自分達が望むものを欲し、そして手に入れた。

ならば、それがどんな悲劇を招こうとも「どうせ何時かは死ぬのだから…

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magnolia

magnoliaの感想・評価

4.6

噂は噂、本当のことは当事者しかわからない
ずいぶん遠くまで来てしまった、そんなつもりじゃなかった、本当は一緒にいるだけで良かったのに、という悲哀が堪える作品

「私が力とお金を欲しがったから、あなた…

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亡くなった鉄道王の生涯を親友が振り返る。現在から過去を回想するナラタージュという手法が初めて使われた作品だそう。
振り返りも人生を順に追うのではなくて、時制が行ったり来たりするので、当時としては目新…

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監督:ウィリアム・K・ハワード
脚本:プレストン・スタージェス
映画史上の名作11
2014/07/12 ~ 2014/08/15

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