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刑事エデン/追跡者のtakのレビュー・感想・評価

刑事エデン/追跡者(1992年製作の映画)
3.3
厳格な戒律があるユダヤ教徒ハシド派の行方不明者が殺害されていた。捜査に乗り出した主人公エデンは、ユダヤ人コミュニティの中に犯人がいると見て、潜入捜査を始める。

異文化との触れ合いに戸惑う。やがて彼女は、指導者(レビ)の息子と親しくなっていく。シドニー・ルメット監督作だし、社会派な厳しい視点やハードボイルドな雰囲気を期待したのだが、恋愛ムードに話が流れていくのに驚く。

原題はA Stranger Amang Us。Strangerとは、主人公サイドから見たユダヤ人コミュニティでもあり、周囲と相容れない主人公、そして人の中に紛れた犯人を表現しているのだろう。
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