女中という立場でありながら、意思が強くてきっぱりと自分の意見が言えるセレスティーヌ。誇りを失わない高潔さが気高く映る。
セレスティーヌは使われている立場なのに、どこか優越感を纏ってさえいる。
主人…
一昔前の映画は当時の生き様を克明に残すという意味合いで非常に有用であると思わせてくれる作品。いや、婦人靴をアホほど集める大旦那とかその辺にいてほしくはないが……それ以外の要素、例えば、パリ住まいの高…
>>続きを読む最強のメイド。
パリから田舎にやってきたセレスティーヌは、モンテイユ家のメイドとして雇われるが、このブルジョワ一家は全員強烈だった。一家の実権を握る妻はひたすら嫌味連発、夫はメイドを次々と孕ませる…
出てくる男の大半が変態という気持ち悪いお話。昔の(今も多少いるでしょうかね?)貴族や金持ちは金と暇だけは持っているのでロクなことしか考えないのでしょうか…。支配されたくないと思っても、結局何か(お金…
>>続きを読む靴、脚フェチの爺さん、召使いに手ばっかり出す好色旦那、意地悪で凛色な夫人、庭にゴミを投げ込む隣の退役軍人、右翼差別主義者の下男など、階級と文化・経済資本が様々な変人たちの間で、パリからきた高飛車な小…
>>続きを読む この映画は、オクターヴ・ミルボーの小説「小間使の日記」を原作としたルイス・ブニュエル監督による作品である。
今作においても、ブルジョワ階級などに対する皮肉が込められているが、彼の後期の作品のよう…
スペインの鬼才ルイス・ブニュエルがジャンヌ・モローを主演に迎えてフランスで撮ったブルジョワ風刺の奇妙なドラマ。
田舎のお屋敷に召使いとしてやって来た女が上流階級の男たちの変態じみた欲望の対象となる物…
名作を劇場で。。。
名作、なんでしょうが、修行の足りないもぐりの私にとって、本作はかなり意味不明な作品だった。。。😅 登場人物、特に主人公の行動の動機、心情がまったく理解できず。。。😬 きっと何か…