いやあ、キツい設定だったと感想を述べるだけではいけない。まだ今でも世界のあちこちに逃げたままの関係者がいる
中身に触れています
戦犯として控訴された愛する父の無実を証明しようと、弁護士の娘ジェシカ・ラングが法廷に立つ
ハンガリーで戦争犯罪を犯したまま他国に渡り、家庭を築き市民権も得て幸せに普通に暮らしている人物。この父親を演じた俳優さんも凄かった。裁判中は動揺見せずに微細に動かす表情。親となり今ではもしかして心の奥底では咎めがあるのかと観察して見ていた。そして、最後に…
どんな獣にだってなりうる人間というものを冷静に描き、その背景に繋がっている同様の思考のコミュニティも透かす
脚本家は、どんな人なんだろうと見たら、ハンガリー出身であった。でもって「氷の微笑」や「硝子の塔」書いた大御所大ヒットメーカー!びっくり🫢
その後、ハリウッドから離れ故郷で撮ったという「君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956」を観たくなった