四谷怪談の作品情報・感想・評価・動画配信

『四谷怪談』に投稿された感想・評価

カラン

カランの感想・評価

3.5

四谷怪談シリーズ。本作がこれまでレビューを書いた中で、7番目の作品であり、以下の④である。

①木下恵介『新釈四谷怪談』(1949)
② 毛利正樹『四谷怪談』(1956)
③中川信夫『東海道四谷怪談…

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「四谷怪談」の主演の長谷川一夫は、天下の二枚目だ。
その彼が伊右衛門を演じるというので、厄介な問題が生じてしまった。

四谷怪談の主人公、民谷伊右衛門はおのれの欲望のためなら、人殺しも平気な極悪人だ…

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四谷怪談というと最近は中川信夫版の方が話題になりやすい気がするが、私は圧倒的に三隅派。それなりに複雑な関係性を、各キャラクターの機微を精緻に捉えて重ねていくことで無駄なく処理していくさまが見事だが、…

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サーフ

サーフの感想・評価

4.2

え、予想以上怖くて面白かったんだけど!!見ている本数は少ないけれど今まで見てきたJホラーの中では断トツに怖くて面白い作品。マジで「原点にして頂点」みたいな作品かも知れない…。

「四谷怪談」「お岩さ…

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pier

pierの感想・評価

3.4

【再鑑賞】
傘張りで生計を立てる浪人・民谷伊右衛門。
お岩の献身的な支えも虚しく、武家の娘に好意を抱かれ祝言をあげるが…。
毒を盛られ激変した容姿も強烈だが、死後彷徨う亡霊に独特の恐怖を感じる。
長…

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黒沢清監督が日本ホラー映画史上ベスト1に挙げた大映版「四谷怪談」。監督は「座頭市」「子連れ狼」シリーズなど時代劇の巨匠・三隈研次。主演は長谷川和夫。

※同・ベスト2は本作と同年同日に公開された新東…

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猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.4

黒沢清「ホラー映画ベスト50」(1993)第7位。

同年に中川信夫版も製作されており、そちらは第10位にランキングされている。翻案により、長谷川一夫扮する伊右衛門が事後従犯もしくは周囲に騙されてお…

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真一

真一の感想・評価

2.4

怖くなくて、がっかりした。
映画が上映された1959年当時と、
2020年代の現在では
「恐怖のツボ」が違いすぎる。

舞台は、江戸時代末期の四谷。
美人妻・お岩は暴力と暴言に
さらされながらも、

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山田

山田の感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

導入がめちゃくちゃ長く感じた…。
そして幽霊出るシーンのジャッジャーン!!って効果音、この時代には自然だったのかもしれないけど今観るとギャグに見えてしまう。
それからお岩さんがひたすら可哀想すぎて、…

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他の四谷怪談との決定的な違いはら長谷川一夫演じる伊右衛門が悲劇の時代劇ヒーローであること。だがどれだけ懺悔しても悪を成敗しても、伊右衛門の世渡りの下手さ、お岩を軽んじる態度、何より敵の誘いにのってし…

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