井出

おかえりの井出のネタバレレビュー・内容・結末

おかえり(1996年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

カメラは動かず、カットもあまり切らない。そんななかで必要最低限の情報はしっかり与える。すごいな〜。
なぜ妻を落ち着かせる過程をしっかり長回しで撮るのか、わからない。
妻役の人が癖がありすぎて違和感。癖があるから気をやむんだろうけど。この旦那はこの女を選ぶだろうかという疑問。
ピアノはラジカセかなんかで流していたのか。
どうなるのか先がよめなかった。ホラーなのか、サスペンスなのか、悲劇なのか喜劇なのか。カーチェイスだけみればアクションなのかな。ひとんちの車勝手に乗ってぶっとばすのとか、気が狂ってるはずなのに律儀にウィンカー出すあたりコメディだったなと思う。あの行動はなんだったんだ?笑、お守りの中身によって決まると思っていたが、虫かごだった。思ってた虫かごと違ったけど笑、ラブストーリーかと思ったけど、結局最後は二人で見回りしちゃってるし。ホラーなのか?笑、でも彼女の妄想を受け入れていくんだろうね。寺島進の演技はすごかった。本当に愛しているんじゃないかっていうくらいだった。
最初のシーンはパソコンとかラジカセの音が聞こえて、何かと交信してるんじゃないかという印象も抱く。
音へのこだわり、音がなって外に関心がいく、外に関心が行くから音が聞こえる。
老人、少女、飛行機、急に聞かなくなったのは、交信か?
井出

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