検閲突破したのすげー
「私は無神論を唱道する。にもかかわらず十字架を身につける」ぶっちゃけ人の本質では。
悪のヴァルラムと善のトルニケ、その間にいるアヴェリが1番ズルくて人間味がある。自分が3人の中…
決して見ていて楽しい映画ではないし二時間半という長い尺もしんどかったけれど、権力の横暴やその犠牲にされた市民たちの苦痛を生々しく突きつける作風は胸をつかれたしそれがエンターテイメントになることはなく…
>>続きを読むペレストロイカ前に検閲をくぐりぬけて制作できたことがまずすごい。完成後は発禁処分に。しかも破棄される恐れがあり、監督がコピーをとったビデオが、人から人へコピーされ広まったという。ペレストロイカ後に公…
>>続きを読むちょっと冗長に感じてしまった... けど、その時代の人(そしてその人たちの子孫)の目に焼き付いた、身体に刻まれた独裁者の記憶を伝えるにはこれくらいの時間があっても足らない。
「祈り三部作」(もしく…
このレビューはネタバレを含みます
死んだ市長が何℃も掘り起こされる話。市長によって危険分子として両親が刑務所送りになった女性が犯人だった。 市長の跡をついだ息子と孫は、市長の罪に悩み、孫は自殺してしまう。音楽のセンスがちょっと謎。夢…
>>続きを読む記録
素晴らしすぎ。ケテヴァンとその母親が勘だけで父親の名を探す場面が特に忘れられない…。
この作品は権力の濫用という悲劇と、独裁者が残した痛ましい遺産によるヴァルラム市長一家の崩壊から、独裁政権に…
ジョージアの巨匠、テンギズ・アブラゼ監督の最後の映画で「祈り三部作」の第三作。実際にジョージアで起こった“高官の墓の掘り起こし事件”に基づいて制作。カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ。
小さな町…
故人への政治責任の追及。
テンギズ・アブラゼ。
『祈り三部作』の掉尾を飾る作品であり、スターリン主義への批判と絡めて紹介される事の多い社会派ドラマである。
個人的にアブラゼ作品の魅力は、強度の高い…
(c) Georgia Film ,1984 (c) RUSCICO, 2003