第40回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ。
テンギズ・アブラゼ監督作。
恐怖政治に翻弄された家族の運命を描いたドラマ。
真綿で首を絞められるような恐ろしさを感じる。独裁者による恐怖政治の隠され…
このレビューはネタバレを含みます
市長ヴァルラムの死体を何回もケテヴァンが掘り返したのは、ヴァルラムを筆頭とした政治権力に両親を粛清されたことへの復讐のためなのでしたというお話。ヴァルラムとアベルが見事な一人二役。
よく旧ソ連で撮…
死体が墓から何度も掘り返されて庭の木に立て掛けられるさまは何ともオカルトチック。当然、その家族は驚くわけだけど、毎回完璧な出来栄えについ賞賛したくなる。
他にも小手伸也似の市長が窓から退散したと思…
演出4
演技5
脚本4
撮影4
照明5
音楽4
音響4
インスピレーション4
好み4
○「教会に通じていない道なんてなんの意味がある?」(老婆)
スターリン独裁政権への批判。スターリンをモデルに…
市長おもしろすぎる
「ハッ!」と飛び降りたかと思いきや、直後には玄関先に真顔で立ってるの爆笑した
あと魚の骨のとことかそうなんだけど、敢えて理屈では説明できないシーンを入れてくる映画は無条件で好き…
(c) Georgia Film ,1984 (c) RUSCICO, 2003