2018/11/14 名古屋シネマテーク
【テンギズ・アブラゼ監督特集】
〈祈り三部作 〉
ジョージアの架空の町を舞台に、全体主義におけるスターリン粛清の時代、独裁者と虐げられる市民の日々を寓話的…
祈り三部作三作目。
本作が一番エンタメ色が強く見やすかった。
スターリン独裁時代とその後。
自らの手で粛清を行った市長とそれを黙認した息子、祖父の悪事を断固許すことはできない孫。
ヴァルラムは独…
エミール・クストリッツァとかアレハンドロ・ホドロフスキーの映画みたいで面白かった。ただ旧ソ連とかペレストロイカ、キリスト教とかの知識が殆ど無いので、この映画で表現したかったことを理解出来たとは言えな…
>>続きを読む岩波ホール創立50周年記念の特別企画で、ジョージア映画監督で、社会的不正義を告発する作品で知られるテンギズ・アブラゼの「祈り三部作」(『祈り』(1967年)『希望の樹』(1976年)『懺悔』(198…
>>続きを読むはじめてエミール・クストリッツァを観た時はなんだこれはΣ(゚ロ゚;)という衝撃を受けたけど、このテンギズ・アブラゼの「懺悔」は題材的にも手法的にも「アンダーグラウンド」の先行作品という感じがした(実…
>>続きを読む前半は結構期待感があったが、中盤以降失速した感じは否めない。超現実的な描写や市長の恐怖政治の描写がもうちょっとあっても楽しかったかもしれない。
独裁者の市長は異常な魅力を放っていたので後半ももう少し…
まずは、非常に面白かった。日本でなかなか上映されない映画なので、見ることができてよかった。
ジョージア映画を見るのは初めてだが、とりあえずアブラゼ監督の「祈り」三部作の中ではこれが一番おもろしろかっ…
長かったけど圧巻のラスト。他2作よりは現代寄りで観やすかった。
己とは何か、誰なのか、何のために生きるのか。
善い市民/個人 が悪の独裁者に殺されてるのは昔も今も変わらない、神はいないのか、いるのか…
(c) Georgia Film ,1984 (c) RUSCICO, 2003