若き勇者たちの作品情報・感想・評価

『若き勇者たち』に投稿された感想・評価

あまりにもテンポ良すぎる冒頭に心掴まれた。ただそれ以降はジョン・ミリアスの凡庸な演出もあって失速が否めなかった。
青年達よ、立ち上がれ!

監督は「コナン・ザ・グレート」のジョン・ミリアス。主演は「アウトサイダー」のパトリック・スウェイジと「プラトーン」のチャーリー・シーン。加えて、「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」のリー・トンプソン、「ヒッチャー」のC・トーマス・ハウエル、「ゲッタウェイ」のベン・ジョンソン、「夕暮れにベルが鳴る」のロン・オニール、「フェリスはある朝突然に」のジェニファー・グレイ、「グリーンマイル」のハリー・ディーン・スタントン、「エメラルド・フォレスト」のパワーズ・ブースらが共演する!

コロラド州の田舎町に降下したパラシュート兵が人々を虐殺。町はキューバ、ソ連、ニカラグアの連合軍によって占拠されてしまう。そんな中、ジェドや弟のマットといった高校生の男女数名が山に逃げ延びる。やがて彼らは銃を手にゲリラ戦を開始。占領軍に徹底抗戦を繰り広げる若者たちだったが、彼らの中からも犠牲者が…

アメリカを侵略した共産国家の連合軍と若き青年達の死闘を描いたサバイバルアクション!

タカ派で有名なジョン・ミリアスが監督した本作はキューバ、ソ連、ニカラグアといった共産主義国家に対して、反共主義をゴリゴリに押し出した政治思想強めな一本!

見どころは革命戦士ジェド(パトリック・ウェイン・スウェイジ)を筆頭とした復讐に燃える青年レジスタンスのゲリラ戦法と猛攻の数々。青年レジスタンスが地面から奇襲して、AK-47で敵兵を蜂の巣にするシーンや捕虜を銃殺しようとした敵兵をレジスタンスが山の傾斜から奇襲し、装甲車を手榴弾で吹き飛ばした後、ジェド(パトリック・ウェイン・スウェイジ)が「ウルヴァリン(レジスタンスの組織名)だ」と声高らかに宣言するシーンも、トラックでレジスタンスと敵陣地に乗り込こんだ米空軍のアンディー(パワーズ・ブース)が、ビビり散らかした敵兵パイロットの機内に手榴弾を投げ込み、中指を立てた後、爆死させるシーンなども共産連合軍を容赦なくブチ殺していくレジスタンスに爽快感MAX。建国の父であった誇りとレジスタンス精神を忘れてしまったアメリカ人に愛国心とは何たるかを武力で伝えるミリアス監督の有難いメッセージを心に刻め。若人達よ、これが真の愛国者だ(笑)!!

また、ルーズベルトの名言「勝利も敗北も知らぬ臆病者になるよりは挑戦する勇者となれ」とピックアップトラックに貼られた全米ライフル協会の標語「まず、俺を殺して銃を奪え」などタカ派を露骨に強調する過激なOPにも要チェック!

余談だが、序盤の高校の授業で使われたチンギス・ハーンの絵はミリアス監督の顔になっている。
アメリカ本土に突然ソ連キューバニカラグアの連合軍が攻めてきて戦わざるを得なくなった青年達を描いた青春戦争アクション。

主人公達はあまり葛藤や躊躇する事なく兵士を殺しているのでそこをもう少し丁寧に描いて欲しかった所ですが、映画が始まって5分程で学校が襲われ戦闘が始まるテンポの良さ、市街戦こそ少ないもののダイナミックなアクションシーンは目を見張るものがあり終盤の雪が降る中ブランコが登場するのは黒澤明監督の「生きる」のようで、ヒロイックでありつつもナイーブな味わい深さが。

キャストは「アウトサイダー」と一部被っており当時の若手スターが数多く出演。リー・トンプソンは当時人気だったそうですが芋っぽい感じで個人的には魅力がイマイチ伝わらず(?)
ほーく

ほーくの感想・評価

3.3
カムバック トゥ ナイト・オブ・ザ・リビングデッド


異常な出来事が起きてしまいました…

【戦意高揚】

とても難しい問題です

ノー天気な子供の頃、地上波で観た私はいつの間にか主人公たちを応援していた

わが町を侵略者から守れ

思春期になり、ご多分に漏れずリベラルに傾倒した

ノーモアウォー

そして、現在

ウクライナを目の当たりにして、自分の価値観がひどく揺れ動いている


こんな作品
Wikipediaより

監督のジョン・ミリアスが熱烈な反共主義者として有名であることから、当時は「タカ派による露骨な反共宣伝映画」「国威高揚映画」との批判も受けたが、実際には戦場という非日常空間に放り出された少年少女たちのサバイバル・ドラマであり、政治的なメッセージを帯びた作品ではない。

って、おいおい、んなこたーないだろ


【ご報告】

Filmarksフォロワーさん、1800人目は、torchkさんです!
ありがとうございます!

調べたら、1700突破は2022年6月29日でした
今回も、約10日間…すごいなあ

皆様、引き続き、よろしくお願い申し上げます
m(_ _)m
あこ

あこの感想・評価

4.0
劇場鑑賞。DVDとBlu-ray所有

ある日突然、ソ連の空挺部隊が…
ウクライナの時真っ先に浮かんだのがこれ…
当時劇場で観た時は、もしソ連が北海道に来たら…
って考えた…

DVDは以前より持っていたがBlu-rayは探すもなかなか無く…
北米版だと思われるが
検索でヒットするものよりパッケージがカッコいい!
mh

mhの感想・評価

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国力を失ったパラレルワールドのアメリカが舞台の、青春×レジスタンスの戦争もの。
教室の窓からいくつものパラシュートが見える導入が恐ろしい。
虐殺が始まり、とっさに散開して、そのままレジスタンス活動に入る。
敵は架空の共産主義国家ではなく、ソ連そのもの。敵側にはキューバも参加しているけど、冷戦真っ只中の1984年にこの設定はかなりの勇気。
作中「自由アメリカ」は、WW2における「自由フランス」みたいな概念かな?
ラジオから謎掛けみたいなレジスタンスへのメッセージが流れていたり、占領軍の誰かがやられたら、報復で地元民を処刑とか、再教育キャンプというなの強制収容所ができたり、WW2で本当にあったことをそのまま引用、トレースしている。
皮肉にもレジスタンスのメンバーが教育が高いわけでも、主義主張があるからというわけではないということも再現してしまっていた。
ソ連軍に帯同している、もとゲリラ兵のキューバ軍士官がいい感じだった。
設定で面白いのは、中国がアメリカの味方についたという点。いくらパラレルワールド設定でもこれは逆張りしすぎてると思うんだけど、侵略を是とする共産主義国家なら共食いもワンチャンありえなくもない。
たんに面白いエンタメとして見ることもできるけど、右翼的な要素と、反共的な要素も含まれているため、そこにひっかかりを覚えたひとが公開当時も多かったみたい。
ほぼ全滅するラストに反戦メッセージが見て取れるんだけどね。
そのいっぽう、ファンも多くてIMDBのトリビアコーナーがえらいことになっている。
映画の内容とは関係ないけど、日本語字幕に微妙な違和感を持ってたら戸田奈津子先生しか使わない日本語「おっ死ね」が出てきて逆にホッとした。なんで毎回それねじこむん?
面白かった!
思い入れもあるので5.0の殿堂入りとする。連日のウクライナ侵攻ニュースを受けて改めて観ておきたい作品。リメイクの「レッドドーン」が記憶に新しい。しかし本作品は、こちらのオリジナルの方が内容が濃い。ただし、レンタル/入手が困難かもしれない。チャンスがあった方には是非とも観て欲しい。

このレビューはネタバレを含みます

大雑把に内容を纏めると、悪の巨大共産主義軍団“ギャラルソレン”に少年ゲリラ団“屈狸団(くずりだん)”が挑み、散っていったという某オル○ェンズ的な話(まぁ「鉄○の○ルフェンズ」自体は全編見てないけどw)。主人公サイドが次第に追い詰められたりして生き残りが殆どいないとか主役二人が時間稼ぎのために大軍勢相手に孤軍奮闘して死ぬとかオチも少し似てるよね。

しかし、本作の監督であるジョン・ミリアスはどういう意図でこの映画を撮ったのかよく分からん。予備知識で彼が熱狂的な反共主義者だとは聞いているのだが、その割には内容が「コミュニスト死すべし!」的なものになっていないというか(まぁ敵味方双方をフェアに描いている方が作品としてマトモなことは間違いないのだが)。もしかしたら、「揺るぎない団結なくして資本主義と祖国アメリカの勝利は成し得ないのだ!」とか「憎むべきは特定の国家や人ではなく社会主義・共産主義と戦争なのだ!」とかそんなモットーを持っている人なのかもしれない。

そんなわけで、ほぼほぼミリアス監督の考察になってしまいましたが、本作の存在自体は前々から知ってました。その当時は「いやいや、ソ連がいきなり西側の本丸のアメリカに直に電撃戦仕掛けるとか有り得ないでしょwww」とか思ってました。事実ソ連はアフガンで息切れしてアメリカとドンパチせずに崩壊してるし。でも、今日のウクライナ情勢を見ていると、ソ連のノリを引き摺ったプーチン政権下の露軍は(相変わらずアメリカに直接吹っ掛ける事はせずとも)ガチで電撃戦で市街地破壊したり、露兵も作中のソ連兵と同様、否、それより酷い略奪・虐殺行為を働いているし、戦況も膠着状態に陥ってもいる。あながちこの映画で描かれていた事は反共主義者の絵空事というわけでもないのだ、という事実を図らずも叩きつけられました。とまぁ、これに関しては観る時期が違えばもっと違う感想が出てきたかもしれません。
ウクライナ侵攻が起きている今こそ観るべき作品。おそらくウクライナの人々もこの映画のような状況に立たされているのかもしれない。
ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

2.3
☆mixi過去レビュー転載計画(ノンジャンル編)
…ここ10年で購入したDVD.Blu-rayのレビューです。



〈story〉
コロラド州の小さな町。8月の静かな日、高校生のマットが歴史の授業を受けていると、突如空から落下傘部隊が襲来、RPGロケットや機関銃で武装した兵士たちが学校を制圧してしまった。バイト先から高校に向かってピックアップトラックを走らせていたマットの兄・ジェドは、教室から逃げ出したマットたちを乗せ、辛くもその現場から逃走する。荷台に乗り込み怯えている高校生は5人・・・ジェドを崇拝するマットと、その親友ロバート。生徒会長で町長の息子ダリル。もの静かなアドバーグ、そして最年少15歳のダニーだった。ジェドと彼らは、山の麓で雑貨店を営むロバートの家に逃げ込む。そこで、外国の軍隊がアメリカに攻撃を開始し、自分たちの町が占領され始めたことを知るのだった。実は数十万のソ連・キューバ・ニカラグア混成軍が、アメリカ中西部を中心に進撃してきたのである。ジェドは店から銃や食料を受け取り、後輩たちをつれて山中に身を隠すことに・・・

10月。既に山の生活にも慣れた少年たちは、情報収集のために下山、町の中に潜入する。そこは既にソ連・キューバ軍に占領されており、ジェド&マットの父親ら頑健な男たちは皆<再教育キャンプ>に押し込まれ、苛烈な尋問を受けていた。その結果、ロバートの父も殺されていたことが判る。ジェドは、逮捕を逃れた老人メイスンの家で食料などを受け取り、彼の孫娘トニーとエリカを預かる事となる。再び山に身を潜めることになった少年たち・・・だが、山からほど近いアラパホ森林でソ連兵3人と遭遇し、殺害してしまったことから、占領軍は彼らをレジスタンスゲリラと認定してしまう。そして占領軍を指揮する将軍は、報復のため、キャンプに収容されていた男たちを無慈悲に銃殺。これを知ったジェドたちは、本物のゲリラとなって占領軍と戦う道を選択するのだった・・・


➖➖➖

数年前にリメイクもされた、80年代アクションの佳作ですね。リーダー・ジェド役がパトリック・スウェイジ、弟マットにチャーリー・シーン。殺戮マシーンへと変身してしまうロバートがC・トーマス・ハウエルです。あどけない顔のエリカ=リー・トンプソンも可愛かったですね。


単純なアメリカ万歳映画と捉えられがちですが、突然戦争のただ中に放り込まれた子供たちの哀しみを描いた青春ドラマとしてもなかなかだと思います。仲間たちの絆が綻び始めたときのあの悲劇・・・この物語の本質は、そこにあるんじゃないかと思いました。単なる痛快アクションでは無いのです、決して。
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