ナゼルの夜会

私はモスクワを歩くのナゼルの夜会のレビュー・感想・評価

私はモスクワを歩く(1964年製作の映画)
3.5
23.09.16 シネマヴェーラ渋谷

(日記より抜粋・加筆)
社会主義国の娯楽作品なんてたいしたことないだろと期待してなかったが、そこそこ楽しめた。旧ソビエトの映画。主人公の衝動的・気まぐれな言動など、ゴダールを意識した?あまり詳しくないがシネマヴェーラでも何度か上映されているのでロシアン・ヌーヴェルヴァーグ代表作にあげられるのだろう。ラスト、主人公が失恋の悲しみをこらえ上を向いて笑顔で歌いながらエレベーターを上がっていくシーンが印象的だった。まるで坂本九の歌じゃないか。