Jun

私はモスクワを歩くのJunのネタバレレビュー・内容・結末

私はモスクワを歩く(1964年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

まず音楽がかわいい。
最高にかわいい。

そして携帯がない時代やからこそ、窓越しに叫んだり、本当に来てくれるか心配で実際に会いに行ったりっていう今では幻になってしまった人と人との距離感が羨ましいやら切ないやら。

ラスト手前、主人公が気を利かせて二人から離れるシーンでカメラも気を利かせて二人を映さない演出が最高やったなぁ。

映さなくてもわかるでしょ?っていう観客を信じる力と、そこから繋がる最高のラスト。

満席のシネマヴェーラでいいもの観させていただきました。
Jun

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