沈みかけの幕府か、上り調子の薩長か
日本が真っ二つに割れていた幕末
とある超貧乏な藩に、3人の黒人青年が楽器を携えて漂着した
音楽大好き貧乏藩主が
黒人青年達のもたらした全く新しい音楽、ジャズに目覚めて、藩全体を巻き込んだセッションが始まる
筒井康隆先生の原作は未読だけど
とりあえず、この作品からは岡本監督作品に通底する
「右翼にも左翼にも付かず、やりたい様にやる!」
みたいな、ある種アナーキズム的なスタンスが感じられて
改めて好きな作風だと認識した
ただ
今作は、序盤の15分位がちょっと怠いのと、終盤の展開が少し単調な所だけは気になったっす
好みの問題だとは思うんで、また観てみよう