LEE

アンジェラ・マオ テコンドーが炸裂する時のLEEのレビュー・感想・評価

3.7
初期ゴールデンハーベストお馴染みの布陣でお贈りするテコンドームービー
見応えのある作品だった


ストーリー自体はザ・抗日
それ自体はいいんだけど、あまりにもストーリーの展開が雑なので91分ぐらいでアクションも沢山ある作品にも関わらず、正直退屈さはちょっとあった
師匠を取り返しに行くにしても修行したり奇襲作戦を仕掛けたりとかなんか色々見せ方あっただろ!と思ってしまう
キャスト陣は豪華でいつもの面々に加えて李小龍と交流もあったテコンドーの父、ジューンリーや風間健が出ている
黄仁植も出ていて相変わらず大暴れしてるんだけど、韓国人なのに何故か劇中では日本人を演じて韓国人を迫害する役を演じさせられていた
アンウィントンという白人女性が出てるわだけど、彼女はジューンリーのお弟子さんだそう(若くして夫に殺されてしまったらしいが…



アクションは正直終盤に行くまでは当時の平均的なクオリティのアクションだなと思いながら見ていた
しかし!面子が揃ってからの終盤のアクションは素晴らしく、特にジューンリーと黄正利のタイマンは素晴らしい!
あと手持ちカメラをうまく活かし、リアクションと同じ方向にカメラを傾けるというインドネシア的なカメラワークもちょっとやってたりと色んな意味で面白かった
それにしても洪金寶がやられすぎ&メイク面白すぎ…笑


終わりよければ全てよしな一本だった
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