ポケット一杯の幸福の作品情報・感想・評価

『ポケット一杯の幸福』に投稿された感想・評価

フランク・キャプラの後期の作品、監督としてかつての勢いは落ちているが秀作。マイ・フェア・レディの老婆版で心温まる物語。童話を描き出すようなオープニングから、一難去ってまた一難、感動的なラストを迎える。りんごを売るアニー婆さん(ベティ・デイビス) と日頃の恩義を感じて一肌脱ぐドゥード達とが起こすドタバタ喜劇、娘(アン・マーグレット)との再会後に思惑は破綻していく。ラストは荒唐無稽と言うなかれ、情けは人のためならず、この瞬間だけは地球が一老人であるアニーのために廻っている。まさに小さなポケットが幸福で一杯になる感動的なラストだ。
刑事コロンボでお馴染みのピーターフォークも出演。
wakana

wakanaの感想・評価

3.8
Pocketful of Miracle


心温まる作品だった。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
フランク・キャプラ監督作。

娘を失望させないために、淑女に生まれ変わっていくリンゴ売りの貧しい老婆アニーの姿を描いたドラマ。
1933年『一日だけの淑女』をキャプラ監督がセルフリメイクした作品で、老婆版シンデレラのような物語が深い感動を生んでくれる。
キャプラらしいハートフルなストーリーが魅力的で、無意味にひねくれることなく、人間の善意を最後まで信じ抜く監督のスタイルがやっぱり好き。
アニーに扮したベティ・デイヴィスがハマり役。汚らしい老婆と気品溢れる淑女で、受ける印象がまるで違う。
犬

犬の感想・評価

3.4
二枚目

ニューヨーク暗黒街の大物デイブは、アニーという老婆が売るリンゴが自分に幸運をもたらしてくれると信じていた
そんなある日、アニーのもとにスペインに留学中の娘が婚約者を連れて帰国するという便りが届く
彼女は娘に、自分は社交界の貴婦人だと偽っていた
その話を聞いたデイブは、いつも世話になっているアニーのためにひと芝居打つことにするが……

名匠フランク・キャプラ監督が「一日だけの淑女」を自らリメイクした人情コメディ

奇跡

作戦
みんなを騙します

抗争
警察との攻防

華やか
バタバタな展開

人間模様が良い

ベティ・デイヴィスの感じはさすが
ホープ・ラングもお綺麗でした
Baad

Baadの感想・評価

4.5
禁酒法時代、まるで夢の詰まったおもちゃ箱ような・・・
高校時代にTVで見て以来大好きな作品です。

リンゴ売りのおばちゃんの変身や娘への思い、
彼女の願いを叶えるために協力する人たちの善意。

そして目がさめるほど美しいデビュー時のアン・マーグレット。

この映画は午前十時の映画祭で上映されたことはあるのかしら?
スクリーンで一度見て見たいものです。
映画って本当にいいものですね、と見るたび思う映画……という評を見て観たんだけど、本当にその通りだと思う。
白菜

白菜の感想・評価

5.0
学生時代に手当たり次第に見た古い映画の一つ。何年か前にDVDを購入。

この時代のハリウッド映画って好きだー。
リアリティは無いんだろうけど、あったかくて、何度でも見直してしまう。

(ちなみに一時期英会話の教材として使っていましたが、言葉使いがあまり良くないらしく、先生に別の映画をおすすめされました 笑。)

ゲン担ぎにアニーから林檎を買い続けるマフィアのボスも、ちょっと抜けた手下も、アニーのホームレス仲間も、ホテルのスタッフも、登場人物全てが愛すべきキャラクターで、皆んながアニーの為にてんやわんやになりながら一芝居打つ。

ご都合主義万歳!これは大人のお伽話だ。
Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

4.4
1930年代のニューヨーク、ギャングのデイヴ(グレン・フォード)は、りんご売りの貧しい女性アニー(ベティ・デイヴィス)からリンゴを買うことにゲンを担いでいた。アニーの貧困を知らない娘との再会をおぜん立てするために、デイヴが手下のジョイ・ボーイ(ピーター・フォーク)らとともにアニーを淑女に仕立て上げる計画を立てる。

フランク・キャプラ監督が自分の過去の作品「一日だけの淑女」をセルフリメイクした映画だ。
キャプラ作品の割にはバタバタ感があって落ち着かないが、展開が早く飽きることなく楽しめる。
これもキャプラ作品の常だが、本当の悪人は登場せず、みんなが人間の良心を信じて前向きに困難を克服していくので、観ていてとても幸せな気持ちになる。

ミュージカル映画の人気がまだ消えていない時代で、作中に歌もあったりして古めかしいロマンチックコメディーの雰囲気だし、「オズの魔法使い」みたいな色使いが時代を感じさせる。

アニーを演じているのは「痴人の愛」「イヴの総て」などの強烈な演技で長く活躍していたベティ・デイヴィスだが、この映画では肩の力を抜いて楽しく演じている感じがする。
また、「刑事コロンボ」のピーター・フォークの初期の出演作でもあり、ここでのとぼけたギャングの名演技は、コロンボを始め後の「名探偵再登場」「カリフォルニア・ドールズ」「ベルリン・天使の詩 」のベースになっているように見えた。
miyajima

miyajimaの感想・評価

5.0
『一日だけの淑女』(Lady for a Day)
からの満を持して(?)リメイク版を!
またまたステキな涙が心地いいのです。
lemmon

lemmonの感想・評価

4.1
たくさんの魅力あふれるハートウォーミングドラマ。ベティデイヴィスのハマり具合が素晴らしい!と言うかよくやるよなあ😅

こうあってほしいと願う物語。点数は甘いのかもしれないが、毎回目に涙を浮かべてしまう😢


あとは個人的自己満足だが、
デイヴィスの仮夫役にトーマスミッチェルがいる喜び。そして舞台でコロンボを演じたミッチェルとこの後コロンボがハマり役になるピーターフォークが並ぶ奇跡。後の大スターアンマーグレッドがいるかと思えば、いぶし銀の名脇役たち、特にクラシック映画で欠かせないエヴァレットホートンの愛すべき存在感がいい!


裏事情として、グレンフォードが当時の愛人ホープラングを無理やり役にねじ込むなど、キャプラ監督として苦しい状況もあったようだが、こうして出来上がった作品は、たくさんの魅力の詰まったものに!これもキャプラマジックだと思いたい。

観過ぎて映画自体の感想が出てこないパターン。
長いし、中だるみもあるし、もっとコンパクトにはできたであろうが、全部受け入れてしまっている。お気に入りです。
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