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ポケット一杯の幸福のlemmonのレビュー・感想・評価

ポケット一杯の幸福(1961年製作の映画)
4.1
たくさんの魅力あふれるハートウォーミングドラマ。ベティデイヴィスのハマり具合が素晴らしい!と言うかよくやるよなあ😅

こうあってほしいと願う物語。点数は甘いのかもしれないが、毎回目に涙を浮かべてしまう😢


あとは個人的自己満足だが、
デイヴィスの仮夫役にトーマスミッチェルがいる喜び。そして舞台でコロンボを演じたミッチェルとこの後コロンボがハマり役になるピーターフォークが並ぶ奇跡。後の大スターアンマーグレッドがいるかと思えば、いぶし銀の名脇役たち、特にクラシック映画で欠かせないエヴァレットホートンの愛すべき存在感がいい!


裏事情として、グレンフォードが当時の愛人ホープラングを無理やり役にねじ込むなど、キャプラ監督として苦しい状況もあったようだが、こうして出来上がった作品は、たくさんの魅力の詰まったものに!これもキャプラマジックだと思いたい。

観過ぎて映画自体の感想が出てこないパターン。
長いし、中だるみもあるし、もっとコンパクトにはできたであろうが、全部受け入れてしまっている。お気に入りです。
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