石井のおとうさんありがとうの桜唇のレビュー・感想・評価

2023年33作目。娯楽映画ではないと聞いて観てみたら、たしかに凝った演出などはないものの思いのほか面白かった。明治初期のお話なのに、体罰を否定するなど倫理観が現代的で、石井十次というひと……と思った。品子さんの「（殴られたのが）私でよかったです。神様から授かった大切な子どもを怪我させては申し訳ないです」、綺麗すぎる。