yumiko

レッド・オクトーバーを追え!のyumikoのレビュー・感想・評価

4.0
ゴルバチョフ政権の少し前のソ連。リトアニア人でベテランのラミウス(ショーン・コネリー)が艦長を務める最新式原潜レッド・オクトーバーの処女航海のお話。

キャタピラー推進装置というソナーで探知できないほど静かな、いわば水中のジェット・エンジンを搭載したレッド・オクトーバーは、偵察を行っていたアメリカの原潜ダラスの目の前から姿を消すほど高性能。

ラミウスは艦内で政治将校を殺害、偽の司令でアメリカのハバナに向かう。ラミウスはアメリカへの亡命を企てていたのだった。亡命の意思はソ連政府にも連絡、アメリカに潜水艦を渡したくないソ連政府に追われることとなる。

CIA分析官のジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)はラミウスの意思にいち早く気づき、ダラスに乗り込みさらにレッド・オクトーバーにまで乗り込む。

ダラスとレッド・オクトーバーが洋上に潜望鏡を出してモールス信号でやり取りするシーンはワクワクしますね。ダラスの艦長役はスコット・グレン。かっこいい!

ジャックの読みはあたり、無事ラミウスと合流しますが、ラミウスの弟子ツポレフ(ステラン・スカルスガルド)の追っ手が容赦ない。

どうやってレッド・オクトーバーをソ連に返却しないようにできるか..
何度見てもハラハラします。
何度見ても面白い、好きな作品。
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