2023/10/20視聴、U-NEXT
最も信頼しているレビュアー様のお一人から推薦いただいた作品を鑑賞。
少し前に。大沢たかお艦長の「沈黙の艦隊」を観た際、本作品を推薦いただいた。
潜水艦映画は、「沈黙の艦隊」しか観たことがないため、どうしても「沈黙・・」との比較になってしまうが。
ずっしりと重みがあり、キャスト陣はもちろん、当時の米ソ対立を背景とした作品は見ごたえがあった。
キャストの年齢層を比較してはいけないが、ショーン・コネリー演じるレッドオクトーバーのライアン艦長、米軍潜水艦ダラスのマンキューソ艦長の軍人としての凛々しさが渋すぎる。まさにイケオジです。
ショーン・コネリーって、こんなカッコよかったっけ?
大沢たかおもよかったけど、若造だったわ。
ダラスのソナーマンの音に対する執着、責任感も凄みがあり米ソ潜水艦捜索のキーポイントになっている。
軍人でもなく、捜査官でもないCIAの情報分析官のライアンが、少しインテリで、心理を読み、ライアンに寄り添っていくことが、結果的にマンキューソ艦長からも信頼を得たと思う。
米ソの潜水艦艦長の握手、拳銃を手渡すシーンと、亡命するからかもしれないが、国の対立を超えた人間としての交わりが心が震える。
今、まさにロシアの情勢を考えると、なんとも言えない気持ちになる。
ようこそ!自由の国へ。