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ドゥームズデイの一人旅のレビュー・感想・評価

ドゥームズデイ(2008年製作の映画)
3.0
ニール・マーシャル監督作。

『ディセント』のニール・マーシャルが監督&脚本を手掛けたバイオレンスアクションで、近未来のスコットランドを舞台に、孤高のヒロインが繰り広げるサバイバル&バトルがノンストップで活写されます。

死のウイルスが蔓延したため高い壁で隔離されてから20年以上が経過した近未来のスコットランドを舞台に、ウイルスの特効薬を見つけ出すため荒廃したスコットランドに派遣されたヒロイン&隊員達が、そこで生き残っていた好戦的な集団と熾烈な攻防を繰り広げていく様子を描いた近未来アクションで、グロテスクな映像演出を得意とするニール・マーシャルの持ち味が発揮されています。

『バイオハザード』と『マッドマックス2』をブレンドしたような作風で、ローナ・ミトラが凶暴な敵勢を相手に死闘を繰り広げるヒロインを力演しています。突っ込み所満載の珍作でもあって…
1、食料がなくて共喰いしているような状況なのに、野生化した牛が沢山いるのはなんで?毎日ステーキ食べられるよ!
2、スコットランドの古城を拠点とする集団がいるけど、みんな中世の鎧や武器を使っているのはなんで?もともとは古城の展示物か何かだったの?
3、隔離されて20年以上経っているのに、電気やガソリンが普通に使えるのはなんで?南のイングランドから盗電しているの?
などなど疑問が湧き出てきます。

お話は荒唐無稽ですし、スコットランドの扱いの酷さにも笑えますが、バイオレンスアクションはニール・マーシャル印の本格派となっています(首チョンパが好きなんだなあ~)。
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