ポーのミステリーを逆からやるだけでこんなわけわからん話になるなんて。モルグがマジに見世物小屋になってる19世紀のパリ最高すぎる。『指紋論』で読んだ。警察の家宅捜索を防ごうとして扉越しに打たれて死んで…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
原作読んだ上で見ると、テイストが違いすぎててビックリ。
謎解きではなく、人間ドラマ。事故から狂気の犯行へと変化している。
原作にあった「犯人は何語でしゃべるか」の件が、映画だとまるでコント。(読ん…
表現主義的な歪んだセット、美術、異常に濃い霧、影の強調された照明による画面が見ているだけで楽しい。
一時間ちょいでビシッとまとまっているのも嬉しい。
目線が吸い込まれていくのを示すカメラワークも雰囲…
いやーもう奇々怪々。
61分なのにグダるし、犯行シーンとなると途端に良いショットが増えるしなんだこれは。
ベラ・ルゴシの研究室セットが殺意満点で面白い。
終盤いきなりキングコング的展開になるので笑っ…
猿人と人間が同類なのを証明するためにミラクル博士(←アホっぽい名前も良い)が次々に女の血を採取する話。
採取する判定基準が猿人が気に入った女ってのがまあアホっぽい。
終盤のキングコングみたいな展開…
75分となっているがヴェーラで上映されたのは61分版。
パリが舞台だが華やかな花の街ではなく、ロンドンかプラハのような暗い雰囲気たっぷりのカメラは名人カール・フロイント。監督は これに似た内容の「フ…