このレビューはネタバレを含みます
大林宣彦らしい反戦映画…?
鷲尾いさ子初主演映画。
鷲尾いさ子の棒読み台詞や時代がかった大仰な演技はどうにかならないか…と思ったら、他のベテラン俳優にも同様の人が何人かいたので、監督の演出なのかと…。
何故そのような演出をしたのだろう? ユーモラスな時代感を出したかったのか?
いつの時代も、子どもたちのわんぱくぶりや大人へのイタズラは、見ていて爽快だ。
子どもたちが力を合わせ工夫して、売られてゆく少女たちを取り返そうとした作戦は微笑ましかった。しかし、奪還しても家に居られるはずもなく、また自ら女衒の元へ歩いていく場面は切なかった。