Maho

東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのMahoのレビュー・感想・評価

3.7
最後はオダギリジョーと一緒に大号泣。
嗚咽のタイミングまで一緒でびびった(笑)

ここまで大事な記憶を覚えてられるのすごいなあって思った。
あのお父さんとの船のところとか、東京に行くんでしょってとこのお母さんの御馳走とか。脚色もあるだろうけど、とても素敵だなって。

15で旅立って、30でお母さんとまたくらす。
なんかクズみたいな生活も経験して、落ちるとこまで落ちて、
そろそろ頑張るかっていってすごいパワーを発揮する
リリーフランキーがすごすぎる。
そして、どんな状況下でも彼の根っからの優しさとか、穏やかさとか、そういったところは変わらず、ずっと昔のままであったのが、あの独特なしゃべり方も含めて素敵だったなあ。
でもきっとああやって育ってこれたのは、
全てを受け入れてくれて、背中を押してくれて、
見守ってくれるお母さんの大きな愛と独得だけど、ときどきのおとんがいて、いまの彼ができあがってるんだろうな。
私もああいう母になりたいと強く思ったな。

あの、私の全財産はここに消えたって陽気に卒業証書を大切にもってくるところのシーンがすきだったなあ。
私も頑張るからって言って、頑張ってることも押しつけることもなく、
信じて、見守って、自分も頑張る。諦めない。そして、楽しむ。
本当に素敵なおかんだったなあ。

あの話し方、なまりもよかったな。

おとんとおかんの関係性もなんか素敵だったな。
時間って必要なものだなって、時間が流れることで進んでいくものもあるなっていうのをすごく感じた。
おかんは寺島さんと結局一線超えてたのかな。
なんか結局越えられなかったんじゃないかなって思ったり。
おかんの中でのおとんはやっぱり、すごい大きい存在だったんじゃないかなって。思ったり。

うさぎなのにパンってところ面白かったなあ。
めちゃ泣いてるのに面白かったなあ。

最後の踊りもあの照れながら顔をちょっとかくして笑うところ。
もう伏線すごすぎ。はい、泣かせポイントですねーって。
しっかり線にかかりました。

にしても豪華メンバーすぎて次から次へと出演者に毎回びっくりしてたな
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