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東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのnodoubtのレビュー・感想・評価

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※記録用です。

改めて説明の要らない、あの大ベストセラーの映画化。
ボク(オダギリジョー)と、ボクのことをいつも温かい愛情で包んでくれたオカン(樹木希林&内田也哉子)の物語。

原作者であるリリー・フランキーさんの亡き母への想いが伝わるこの作品、前半は笑いあり涙ありのボクの少年時代、後半はガンに冒されたオカンの闘病記になっています。

特に後半の病床での樹木希林さんの鬼気迫る演技は、自分も母親がガンでの闘病を経験しているので、その時のベッドの上で苦しむ姿がダブってしまい、涙が止まりませんでした。

そして、ボクが初めてオカンの手を引いて歩くシーンがいちばん好きです。

この映画を観た後、きっとお母さんの声が聞きたくなるはずですよ。
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