みんみん

東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのみんみんのレビュー・感想・評価

4.0
僕とおかんとの話が幼少期から描かれている作品。誰しも母親という存在を持ち、母親そいう存在から生まれてきた。母親と離別する年齢は人それぞれであると思う。私にも母親という存在がいたが離別したのは10歳の頃、すでにこの世には存在していない。きっと普通の親子はこうやって離れていくのかと思う反面、僕はすごく母親思いな息子であるなと感じさせられる。
オカンはいろんな人から愛されていろんな人を幸せにしていた。がんにかかり闘病生活を東京タワーのふもとの病院で送るオカンはどんな気持ちだったんだろうか。この作品は僕視点からばかり話が進んでいるが、オカンは僕にどんな気持ちを抱いていたのだろう。たくさん迷惑をかけたバカ息子、自分思いの良い息子、仕事を頑張っている頑張り屋、自分を東京都と結び付けた存在。
オカンは東京で過ごした日々をどう感じていたんだろう。
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