あまりにもブスすぎるので塔に閉じ込められている主人公が、超絶美人なジプシーと出会い、紆余曲折ありながらヴィランを倒す王道ストーリー。ただ、王道だがある種意外な結末もまた良い。
主人公がなんちゃってブスではなくちゃんとブサイクなところと、ヴィランが生温くなくしっかりヴィランしているところに、良い意味で時代を感じる。
これが令和の作品だったら、主人公はブス設定なだけで全然ブスじゃないだろうし、ヴィランももっと生優しいだろう。
エスメラルダが主人公に惹かれる理由がよく分からなかったけど、ブ男の彼女が不相応なほど美人なことは割とあるイメージなので、勝手に納得。笑
劇中曲では「君ほどユニークな男はいない」的なことを歌われていたがこれはどうなんだかw
しかし約30年前の作品とは思えないほど本当にヌルヌル動くね。ディズニーの2Dアニメーションのクオリティはまさに魔法レベル。全体的に淡くて暗めな色合いも美しい。
