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ノートルダムの鐘のAirのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
4.0
金ローにて視聴。
タイトルはミュージカルの方でなんとなく知っていて、興味を持ったのは某ゲームのコンセプトとして取り上げられてたから。
前にTwitterで金ロー公式にリクエストで送ったくらいにはずっと気になってたから見ることができて嬉しい。
劇団四季もタイミング合ったら絶対に観に行きたいな。

音楽が全部良かった。凄く好き。

ストーリーは、ディズニー作品だからって全てがhappyという訳ではなかったのが良かった。恋愛や社会的な部分で現実味があった。
最後の女の子のようにカジモドをハグしたくなる。

ガーゴイルたちはいいキャラクターで好き。カジモドの前でしか話さないということは、カジモドの妄想?なのかカジモドの内心を映し出してくれる存在なのだろうか。とてもチャーミングで可愛い。

エスメラルダは心も美しい人で好きになっちゃうの、分かる。フィーバス隊長もいい人。切ないけどこれからもカジモドといい関係でいて欲しいと願う。

フロローは冷酷で無慈悲な方かと思ったら、激ヤバ拗らせ初恋おじさんだった。でも凄く印象に残るいいキャラクターだと思った。罪の炎歌いながらスカーフ頬擦りした時は全然引いたけど。

あとフロロー判事とカジモドの対の考え(行動)がよく浮き出てるな〜と時折思った。

「監督たちが本作で一番描きたかったのは、人が人を裁くべきではないということと、人間は寛容さを持つべきだということ、そして人間が生まれ持ったことについて差別するのは間違っているということだったそうです」(アンク@金曜ロードショー公式 Twitterより引用)


冒頭の“鐘を鳴らすのは怪物か、それとも人か”
その答えは「心優しい青年」でした。
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