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ノートルダムの鐘のkahoのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
4.2
" 心の美しさは外見だけではわからない "

人を外見だけで判断するなと言う言葉があるように、今作を見るとその言葉を痛感する。容姿に恵まれなかったカジモドに、物を投げつけ縛りつけその姿を人々に晒し「醜い」と言葉を投げる。そんな人の方がよほど、醜い怪物に見えた。
人を外見で判断して差別することの残酷さ、愚かさの描写は大人になればなるほど痛感するだろうな。
エスメラルダとの出会いは、彼を鳥籠の中から出してくれた。今作はカジモドの恋が叶うストーリーではないけど、エスメラルダは彼と会話をして、触れ合って、本質を見てくれていた。そんな外見だけじゃなく中身も美しい人間になりたいと思わされる。

今作は伝えたいメッセージ、の他にも壮大なアニメーションに音楽があまりにも魅力的すぎる。舞台のParisの景色は最高に美しい、当時のアニメ技術に驚かされます。オーケストラにコーラス音楽といい、世界観に没入できる…!

フロローは最悪、語る価値もなし😠!
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