カジモド『ここは聖域だー、ここは聖域だー、ここは聖域だぞー!』
15世紀末のパリ。街の中心に建つノートルダム大聖堂の鐘楼に、カジモドという名の鐘つき男が住んでいた。心優しい彼は、醜い容貌を理由に塔に閉じ込められており、3体の石像を友として育つ。年に1度の祭りの日、彼は外界で浮かれ騒ぐ人々を見るうちに憧れが膨らみ、ついに鐘楼を抜け出す……
イマジナリーフレンドいたらそれはそれで楽しそう。醜いというだけで公衆一体となってのあの仕打ちはさすがに悲しすぎる。魔法はなくて生まれながらの醜さとあって、美女と野獣とはまた違った面白さ。人間の心の醜さとは対照的な、鐘楼での綺麗な景色を見てきたから彼は優しいのだろう。