もりのはこ

ノートルダムの鐘のもりのはこのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
2.0
某劇団の舞台では最後の反語に違和感をぬぐえず、悩むこと数年。

発端となるお祭りが苦しすぎる。無邪気な罪を愛や恋で埋め尽くしても、罪は罪。主要人物の罪や欲、それぞれの緩衝材を示しながら、それら全てひっくるめて『ゆるす』ことを促しているのかなあ。
生きようとするひとには、世界は寛大にできている。福音の鐘。

Heaven helps those who help themselves.