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ノートルダムの鐘のmaのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
4.8
レ・ミゼラブルの原作者ヴィクトル・ユゴーの小説が題材。ディズニー版はハッピーエンドだけど、原作ほんとに救いようがないくらい暗い。

ディズニー作品の中であまりスポットライトが当たらない地味な作品だけど、(子ども受けしないやつ)大好きだなー
ポカホンタスに似たジャンルだと勝手に思ってる。

カジモドが歌うOut thereは本当に歌詞もいいし心の底から訴えかけてくる感じが聴いてて痺れる。

悪役のフロロー判事は、パリで偉い立場にいて長年ジプシーを排除してきたけど、ジプシーのエスメラルダに恋してしまって、葛藤した挙げ句におかしくなってパリを焼き尽くすとことか、人間臭さがすごく出てて、ディズニー映画でこういうのはなかなかないから親近感はある。

自分の持っている正義と理性ではコントロールが効かない感情の中でもがいているところは、レミゼのジャベールと重なるところがある。

んでもってアラン・メンケン様の音楽はやっぱり最高。
いつか生オケでノートルダムの鐘の音楽聴いてみたい。
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