アンゲロプロス初めて見た。すげー。黒沢清は相当アンゲロプロスの影響を受けてるだろうなと思った。
カメラの引きと人物が画面奥へ遠ざかるショットが多く奥行きへの意識が途轍もない。特徴的なのはやっぱ長回し…
「シテール島への船出」
ようやく手を出したテオ・アンゲロプロス監督作品。TSUTAYAディスカスで数本借りられたのでここ1、2週間はアンゲロプロス作品を立て続けに鑑賞しようと思う。
自身が監督す…
このレビューはネタバレを含みます
老人の、老いた男女の、夫婦の映画。男女が性交に及ぶ場面が二つあるが、それらは意味的な繋がりこそないにせよ、物語の中の老いた男女、夫婦に於いてその実存が晒されている精神の飢餓と、それ故にこそ生じる希求…
>>続きを読む劇中劇。ぼーっとしてると切り替わったところを見逃す。いいのか悪いのか。どのカットも構図から色彩から全て美しい。青が印象的
スピロスとカテリーナの孤独を象徴するシーンが至る所にあるけどそのどれもが悲し…
アンゲロプロスが描く、無国籍者の郷愁と彷徨。
ふさわしい役者が見つからずに苛立つ主人公の映画監督が、たまたま見つけた老人を追いかけるところからはじまる物語。しかし、なんの説明もないまま、同一カット…