ShinMakita

シカゴ・コネクション/夢みて走れのShinMakitaのレビュー・感想・評価

1.8
☆mixi過去レビュー転載計画(刑事・警察洋画編)




〈story〉
冬のシカゴ。イタリア系のダニー・コスタンゾとアフリカ系のレイ・ヒューズは、長年組んで家族同然の刑事コンビ。ある日、3年前に逮捕した麻薬ディーラー・ゴンザレスが街に舞い戻っているのを知る。ベンツを乗り回し羽振りも良さそうなゴンザレスの姿と、その手下スネークが五万ドルの大金を持っているのを見た二人は、ゴンザレスが再びビジネスを始めたと直感。スネークを脅してゴンザレスを誘き出し、取引の現場を押さえようとしたが、逆に捕まり処刑されそうになってしまう。だが土壇場で、ゴンザレスの組織に潜入していた覆面刑事コンビに助けられ九死に一生を得た。結局ゴンザレスを逮捕したものの、署長からは、囮捜査失敗を責められ、二人は無理やり休暇を取るよう命じられてしまうのだった。
そんな折、先日亡くなったダニーの叔母が四万ドルを彼に遺してくれていたことがわかった。さっそくダニーとレイはフロリダ・キーウェストに飛び、ビーチで酒と女と釣り三昧という休暇を満喫。遺産を元手に現地で酒場を購入し、1か月後に警察を辞職してバーのオーナーになることを決意するのだった。シカゴに戻り、のんびり残り30日のデカ人生をやり過ごそうと考えるダニーたち。だが、ゴンザレスが保釈で自由の身となったことを知り、また新たな取引を企んでいるのではと推理、捜査を開始するのだが…


➖➖➖
DVDの吹き替えで見たのですが、安原&富山氏のリズム感、良かったですね~。会話のノリは、あぶ刑事と同じ。どっちの弾が当たったかどうかで揉めるのも既視感です。脚本はかなりメチャメチャで、死んだ同僚の話はウヤムヤになってしまってるし(話が暗くなるからか?)、カーチェイスのトンデモぶりもリアリティがありません。しかし、いがみ合わない仲良しバディアクションの雛型として観る価値ある一本。とにかくキャッキャしてる二人を見ていると、自然と顔が綻んでしまいます。
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