浅野公喜

シカゴ・コネクション/夢みて走れの浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.3
タップダンサーで知られるグレゴリー・ハインズとビリー・クリスタル主演のピーター・ハイアムズ監督によるアクションコメディ。

80sのこういった雰囲気の作品は大好きですし、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ的なノリやテンポの良さ、ユーモアを期待していたのですがどれもそれには及ばず。中盤以降の二人が乗ったまま車ごとゴミ収集車に放り込まれる点は面白かったり、シカゴらしく高架線を突っ走るカーチェイスはスリリング、終盤の銃撃戦もそれなりに迫力が有るものとなっているのですが、これらもやや真面目な作風でこういったアクションシーンにおいても適度にユーモアを挟んでいた「ビバリーヒルズ・コップ」の方にやはり軍配が上がるかも。

全盛期のマイケル・ジャクソンに楽曲提供していたロッド・テンパートンによるサントラは充実しており、マイケル・マクドナルドにニュー・エディション、レディ・フォー・ザ・ワールド等豪華。
浅野公喜

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