音楽・音を観るような映画だった。
1988年公開のフランス映画。
原題:La Lectrice(朗読者)
同タイトルの小説を映画化したものだそう。
ベートーヴェンの曲が全編において流れる。音楽も…
『読書する女』を朗読する女と
『読書する女』の中の朗読者
1988年 フランス作品
作中作の仕掛けが面白い。
読書好きのコンスタンス(ミュウ・ミュウ)は、『読書する女』という本に夢中になり、徐々…
これ「読書する女」じゃなくて「朗読する女」だね。私は読書が好きだけど朗読は嫌いなのでこの邦題は非常に座りが悪かったですね、私に取っての読書の良さは声を出さなくて良いことも大きなウェイトを占めているの…
>>続きを読む学生のころ音読が好きだったのを思い出した。朗読ちょっとしてみたい。。
ページを捲る、服を纏う、シーツを被る、、衣類に限らず自分を覆う"もの"を着たり脱いだり。
別になんてことない所作すべて品があ…
読書する女が本の中に入っているような不思議な感覚なのだが、なぜか不快感がない。そもそも、広告の出し方が不思議だし、”ニュースがある”とパートナーに話す時からして、アメリを彷彿とさせる彼女が不思議ちゃ…
>>続きを読む主人公と同じ姿かたちの『読書する女』という本の登場人物の境界が曖昧になっているのがよかった。主人公が読めば登場人物にとってはそれは現実なのは当然だけど、いつのまにか登場人物に起こった現実が主人公のも…
>>続きを読む車椅子の少年の家の緑色の部屋に飾ってあるお皿も電話もグリーン、部屋着もやってくる救急隊員まで、その繋がりで病院もライターまですべてが。母親のシダのプリントシャツもいいし白菜のティーポットも。室内でハ…
>>続きを読むなんて素敵な職業だろう。あまりにも危険過ぎるけれど。図書館のイベントで子供向けの朗読会はあるけど、大人向けのものは大抵録音されたものしかない。自分の為だけに、対面で読み聞かせをしてもらえるサービスが…
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