読書好きなコンスタンスが寝室で旦那に、美声を生かし本の朗読を仕事にしているマリーという女性が主人公の“読書する女”という本を読み聞かせている。
このコンスタンスとマリーという女性をミュウ=ミュウが2役演じていてその演じ分けも興味深い。
フランス語や映画全体の色味など自分のフェチがとことん刺激された。
色彩、カメラワークなどなど映像がとても秀逸。原色に近いハッキリとした色の服や雑貨、建築などが多用されているのにいかにしてここまでスタイリッシュで小洒落た仕上げに仕立て上げられるのだろう?
小説でいう段落や章の間といった箇所でかけられるBGMも非常に好み。