yaneko

読書する女のyanekoのレビュー・感想・評価

読書する女(1988年製作の映画)
4.5
青い帽子、赤いマフラー、
緑色のガウン、黄色のカッパ

フランス映画のビビッドさと、ちゃめっけ溢れるおてんば娘、言葉ひとつとってもユーモアに富んでいてめちゃくちゃ好きな映画だった。

・レーニンの誕生日、バルコニーから花を撒くシーン

・アフリカでは偽善を「ショーツ」という

・『盲者と下肢麻痺者』の朗読

 海の中では二人は同じ
 “海が二人の目を焼き足跡を消すから”

 「美しい」
 「僕にはより美しい、あなたが見えるから」
 「僕にはもっと美しい、想像するのに目はいらない」

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「私が欲しいなら耳を傾けるべきだ」

「本の他に「読む」というのは、星の動きとそれから誰かの目ね」

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人と話したいから、美しいことばを共有したいから、本を読めない人は多いから、彼女は朗読をする、続けていく、

朗読はセラピーなんや、、
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