ミミック

パーティのミミックのレビュー・感想・評価

パーティ(1968年製作の映画)
3.3
ピーター・セラーズ扮するインド人俳優バクシが、クビになったのにも関わらず映画関係者のパーティに勝手に潜入して大暴れするコメディ。
ずっと会場内での出来事でストーリーらしきものはないので、ひたすら小ネタの応酬を楽しむ。
バクシのとぼけた感じはジャック・タチのようで、動き全般の笑いはMr.ビーンのよう。
基本ピーターが笑いの起点となるが、客に隠れて酒を飲み続けるウェイターも笑いをもっていく。
カット掛かっても芝居を全く止めないバクシがしつこい撮影シーンと、一度引いたら終わるまで回り続けるトイレットペーパーがある会場のトイレが水浸しになるシーンが可笑しかった。
後半はペイントした象が現れたり家中泡まみれになったりダンスしたりとカオス状態。
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