7年ぶりに(!)再見!7年前から自分映画見てることに驚く。もうそんな経つのか…
これはやはりなんといっても美の極みにあるビノシュを堪能するための映画。
ブルー×ビノシュとキエシロフスキ監督の映すどこか東欧的な懐かしさが漂うパリという舞台。バキバキに明るい色じゃダメでちょっと擦れたような色、質感のカメラだからこそ、この時代のみずみずしい、そして少し大人っぽさも加わったビノシュが永遠になっている。
とにかく自分はこの映画の時のビノシュの髪型と服装が好きなんだよな…正直映画見てる時ずっと今度美容院でこの映画見せてこの髪型にしてくださいって言おうって考えてたし、これから服買うお金を全て捧げていいからこの映画でビノシュが着てる衣装、靴、鞄を買い取りたい。
ネズミの赤ちゃんは衝撃。
裁判所のシーンで一瞬だけジュリーデルピー出てきた(トリコロール白に繋がってるのかな)
フルートって書いてたけどあれリコーダーじゃないの!?
ストーリーは初見の時と変わらずあんまり面白い気はしなかった。盛り上がりに欠ける。
一にも二にもビノシュ。ビノシュビノシュ。この映画を見て、もしかしたら自分は最近の自立した強い女像的なビノシュはちょい苦手なのかもしれないと気付いた。ビノシュには仕事とか女性の権利とかの話じゃなくて、愛のど真ん中にいてほしい。自らの欲望に素直な解放的な姿を見たい。