BouzuMiura

ローヤル・フラッシュのBouzuMiuraのレビュー・感想・評価

ローヤル・フラッシュ(1975年製作の映画)
5.0
納戸をあさってたらDVDが出てきた。死ぬほど楽しいチャンバラ映画。R・レスターがおそらく「三銃士」「四銃士」を制作した予熱で、同作の脚本を担当したフレイザーのベストセラー(本国ではそうらしい)小説を映画化した本作、日本ではオクラ入りしていたところ作品に惚れ込んだ配給会社の営業さんのおかげで自由が丘武蔵野館で一週間のみ上映にこぎつけた…的な話をキネマ旬報で読みました。大好きな映画。
ちなみに殺陣師は三銃士と同じくイギリス製チャンバラほとんどの振付師ウィリアム・ホッブス、三銃士四銃士ではリアルさ重視の鈍重な感じだったけど今作ではスピーディで軽やかな殺陣。
30年以上前だけど、吉祥寺の映画パンフの店に行ったときにこの映画のパンフがないか店に人に聞いたら、
「バート・レイノルズの映画ですよね、パンフ作られてないですよ」
って言われて、マルコム・マクダウェルとバート・レイノルズ間違えんなよニワカかよって思ったけど後にこの映画がバート・レイノルズの「デキシーダンスキングス」と2本立てで上映されたのを知って東京の映画オタクすげーと思いました。なんのこっちゃ。

「ロジャーラビット」「モナリザ」のボブ・ホスキンスが前半に「風の惑星スリップストリーム」のボブ・ペックが終わりがけにチョイ役で出てる。

中学のときに荻昌弘の「月曜ロードショー」で見て以来、レーザーディスク、DVDで何億回見たかわからない。終盤のマルコム対アラン・ベイツのチャンバラ対決、トムとジェリー的ドタバタが死ぬほど楽しい。
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