一言では言い表せない程の感情が見たあとに溢れてくるような作品。
あの日息子との約束を守っていればとか、どうしてその日から探してくれないの?とか、ようやく会えた子供は似ても似つかぬ別人で、警察は腐りきってて、終いには自分が頭おかしいと精神科に入院させられて、出てこれたと思ったら事件の内容はあまりに酷すぎて。
こんなの耐えられるわけが無い。主人公の女性は本当に強い。きっと強くいることしか出来なかったんだと思うと涙が出る。自分が諦めた瞬間終わってしまう現実が理不尽すぎて辛い。
寝たふりの別人の息子に話しかけるシーンは涙が出た。
息子が息子だと言いはった理由もくだらなすぎて唖然。
信じられない。人の痛みをなんだと思っているのか。
ラストで希望ですと答えた女性の顔は本当に強くて、母はすごいと思った。
本当にすごいものを見た。