ほうじちゃ

価値ある男のほうじちゃのレビュー・感想・評価

価値ある男(1961年製作の映画)
4.0
oxaqueñoと映画談義していた時に、このオアハカに昔Mifune が来て映画撮ったんだよって教えてくれて、ずっと気になっていた作品。
映画に出てくるCuilapan, El Tule, Monte Albán は全部訪れたし、舞台となったXoxocotlanやTlacolulaも実際に歩いた町だったので、非常に親しみやすくどこか懐かしくもあった。
話自体特筆すべき所はないけど、前任のマヨルドーモと念願のマヨルドーモになった三船敏郎との間で交わされた会話なんかはすごくメキシコっぽいなと感じた。
三船敏郎の肩にかかるタペテはTeotitlánで編まれたものかなとか、calendaは今も昔も変わらない形なんだなとか、つくづくオアハカを想起させられる良い作品だった。