るるびっち

ゴジラVSキングギドラのるるびっちのレビュー・感想・評価

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)
3.8
バブル時代のゴジラ。
一番金があった時代でもターミネーターもどきがショボいので、これ以上を望んでも酷だろう。
もどきの走りは爆笑だが、日本は見立て文化なので能面に複雑な感情を読み取るように、速すぎて却ってノロく見えるのだと読み取りましょう。
映画としては、展開が早くて盛り沢山。飽きずに観られます。

経済発展し過ぎた日本が、遥か未来に他国を買い漁る程の世界的脅威になる。それを懲らしめるため現れた未来人に、ゴジラを倒す名目で騙される。
今見ると当時ちょっとNYのビルを買い占めた程度で、このままでは世界に嫌われると、自意識過剰なのが悲しい。
しかも、今度は経済侵略国になると左翼的に反省している。
バブルは一瞬で、その後30年デフレ貧乏なので、間抜け過ぎてゴジラに滅ぼされろと思う。
けれど日本人が騙されやすく、未来の外国人にまんまとハメられる所は的を射ている。

SDGsとか地球温暖化とか、結局は目先の利く連中の新ビジネスだ。
スポーツでも日本人が記録を出す度、彼らに有利なように競技ルールを変更される。
トヨタの技術に勝てないからEVなんて言ってるので、ルール変更は温暖化と無関係。口先が上手いだけである。
但し、日本の首脳陣は目先と自分のケチな利益しか見ていない。
海外の首脳陣は、長期的視野で騙しにきている。だから敵わない。

戦後アメリカは余剰小麦を処理するため、日本に学校給食を導入。
一時的にパンを売りつけるのではなく、パン好きになるよう餌付けして大人になっても海外の小麦を買わせる長期戦略。親切ごかしの無料配布のパンに、先読みできない日本人は大感謝。
70年たち、米よりパン食を増やして餌付け完了。めでたしめでたし。

同じようにコロナワクチンを、有難がって打ち続ける。
政府は8億回分ワクチンを爆買い。コロナ予算はトータルで77兆円。
日本国民には10万円一回配ったきりだが、海外の製薬会社には大盤振る舞いだ。海外を儲けさせて、国民には保険料増税。岸田はゴジラに食われろ。ということで、日本が世界を買い占めるというのは、自意識過剰なバブル世代の浅はかな妄想だ。
しかし長期的ビジョンがない無策の日本人は、海外勢に簡単に騙されるという指摘はドンピシャ。
小池都知事が、太陽光パネルを新築の設置義務にするとのこと。
良いカッコしいの岸田はG7で、途上国に8兆円支援すると公言。
海外勢に乗せられるパフォーマーしかいない国。
ゴジラの手を借りなくても、いずれ滅びるね。
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