東風のatsushiのレビュー・感想・評価

ジガ・ヴェルトフ集団によるマルクス主義的西部劇。らしい。マルクス主義を主張するナレーションと西部劇風な映像が並走する。ゴダールの映画はとにかく台詞が多い、我々外国人からするとそれが字幕の量になるわけですが、字幕を追うだけで精一杯な自分はまだまだ未熟。というか、マルクス主義に明るくないだけかも知れませんが。

今作をきっかけにゴダールはジャン＝ピエール・ゴランと関係を深め、後の『万事快調』へと繋がる。

2022/10/25 1回目
【2022年340本目】