タカシサトウ

東風のタカシサトウのレビュー・感想・評価

東風(1969年製作の映画)
1.4
 この時代(五月革命と挫折)のこと、ゴダールの目指していたこと(反ブルジョア的、集団映画?)をよくよく知らないと90分はきつすぎる。ほとんど知らない私には、過酷だった。

 しかも、物語は破壊されてるし、全編に渡ってアジテーション(扇動)やブルジョア(金持ち)粉砕を叫ぶトーンなので、なかなかきつかった。

 この時ゴダールと結婚していたアンヌ・ヴィアゼムスキーは、それなりに光っていたけれど(2020.10.3)。