思想が強すぎると却って抽象的になる気がする。
冒頭でついていくのは諦めたので何も考えずにただ鑑賞した。率直に言ってつまらなかったです。娯楽性も無いし、映像のスタイリッシュさもない。
同じ思想を持って…
ジャン=リュック・ゴダールが「ジガ・ヴェルトフ集団」を名乗り映画を「政治言語化」する試みに邁進した作品。
久しぶりに映画を観ながら虫唾が走った。
といっても、結局はいつもの通りの「ゴダール映画」な…
ゴダールマラソン。
ジガ・ヴェルドフ集団期の69年の長編。
ドキュメンタリー構成のストイックな政治映画が続いていたが、今作は少しだけ映像に動きがあった。とはいえ、基本的な組み立ては変わらず、政治思…
ジガ・ヴェルトフ集団として民主的な組織体制で政治的な作品を作っていた時期のゴダール作品を初めて鑑賞した。
まず構造について。
ゴダールは1968年5月の五月革命に感化され、資本主義の手先とも言うべ…
ゴダール先生が左翼学生の小難しい政治演説にわかりやすい動く挿絵を付けてくれたプロレタリアートのための教育映画なのだが西側の劇的な映画作りを否定しソビエト流の教条的な映画作りも自己批判した結果どこかの…
>>続きを読むジガ・ヴェルトフ集団によるマルクス主義的西部劇。らしい。マルクス主義を主張するナレーションと西部劇風な映像が並走する。ゴダールの映画はとにかく台詞が多い、我々外国人からするとそれが字幕の量になるわけ…
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