2019/02/23
〝正しい映像などない。ただ複数の映像があるだけだ〟
という著名なスローガンを掲げたこの作品は、世界最初の映画に匹敵する美しい新鮮さに満ちている。
抑圧された少数派を代表する…
P・ウォーレンの72年の論文“Godard and Counter-Cinema:Vent d'Est”読了。ブランドフォードらの『フィルム・スタディーズ事典』、「カウンター・シネマ」の解説によれば…
>>続きを読むゴダール、びんびんびんびん。
ブルジョワ的表現概念と闘う?ニクソン・パラマウントのガキ映画、帝国主義の"一流"映画、よ。団地を撮っても大衆はうつらない。ブルジョワ的表現概念と闘う。
音声と映像でつく…
映画をぶっ壊す。
ブルジョワジーと修正主義者の手垢が付いていない。真の映画を見つけるための試作というか試行錯誤というか。
映画がアメリカやソ連のプロパガンダ的な役割を果たしてしまっていることへの危…
「東風」
本作を見る前に戦艦ポチョムキンと言う映画を見ることをオススメする。本作は西部劇の雰囲気を醸し出し、展開される議論を観客に目撃させる。劇中ありとあらゆる音楽やノイズ全体の音響が強調され典型的…
金が全くかかっていない山辺りでの演劇風リハーサルロケをバックに終始政治の事をナレーションで語り続けるだけの映画。
つーか、本作でも語っている通り、コレって映画?つー。
話の内容は冷戦内における共産…
ゴダールが社会主義を題材にしても大真面目なのか皮肉ってるのかわからないところがあるのが困るけど、映像の構図や編集のおかげで映画としては相変わらずハイセンスな仕上がりとなっている。
でもジガ・ヴェル…
ジガ・ヴェルドフ名義の政治モノだけど、この映画は少々事情が複雑。
ゴダールがどこまで指揮を執っていたのか知る由もないがピエール・ゴランがフランスやらイタリアやらブラジルから引っ張ってきた名だたる左翼…